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残すものと処分するものを事前に分けて
高齢化社会の日本では、まだ若いうちから高齢になった時のことを考える人が増えています。
自分が高齢者になった時に子供に迷惑をかけないように自分の身のまわりのものを整理しておく人がいる一方で、何もしない人も多いです。
故人が持ち物の整理をしていない場合、残された遺族には片付けという大変な作業が待っています。
整理するものが少ない場合は、家族だけで片付けることも可能です。
遺品整理の基本は、処分するものはすぐに捨てて、思い出のある大切なものを残すことです。
遺品を整理していると、見るたびに故人の思い出がよみがえってきて悲しくなる人は多いです。
持ち家であれば時間をかけてゆっくりと整理しても問題ないですが、賃貸マンションやアパートだと部屋を明け渡す必要があるので早めに遺品整理を始める必要があります。
遺品整理にはコツがあります。まず最初に貴重品を分けてしまいます。
貴重品とは金品だけでなく重要書類も入ります。重要書類の中には法的な手続きが必要なものもあるので、必ず優先して片付けてしまいます。
次に整理するのが形見となる品物です。形見は故人が残したものの中でも思い出の品を指します。
処分するものであっても故人が使ったものだと捨てるのには勇気が要りますが、不要だと感じたら思い切って捨てることが大事です。
ただ捨てられずにズルズルと引きずっていると収拾がつかなくなることもあります。
今は写真もデータで残すことができますが昔はアルバムに入れて残す人も多かったので、捨てないでいるとかなりの重量になります。アルバムの写真はデータにして残すことで、コンパクトに収納できます。
遺品整理の時期は心の整理ができてから行うほうがいいですが、書類など期限があるものもあるので優先順位を決めて処理していくことが大切です。
重要なものから片付けて、大切なものは後でゆっくり片付けたほうが効率よく片付けることができます。